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虐殺のリアル「生かされて」
ルワンダの虐殺を生き延びた女性の手記を読んだ。
隣人や友人たちが殺人者に変わる恐怖。ホロコーストを書いたの手記なんかはいっぱいでているけれど、ルワンダの大虐殺はたった10年前に起こった出来事だけに、“なんでこんなことが?”という衝撃が大きい。


私がいま、こうしている間にもどこかで同じようなことがおきているんだろうなと思わずにはいられないなり。同時代にうまれて、その殺戮なり理不尽に対して無力なことはどうしようもないこと。でも“知る”う努力をすることくらいは必要なんだろうにゃと思う。

それから、この本を読んで「神」を信じることの必然性をとてもよく感じることができた。以前クリスチャンの知人が「人間は不確かなもの。ただひとつ確かな、変わらないものが欲しいから神を信じる」と言っていたけど、この女性が自分の愛する人すべてを殺されても「許す」ためには唯一絶対的な神が必要だったんだと思った。
信じるものがあるひとは強いな。



イマキュレー・イリバギザ著
「生かされて」(PHP出版)
# by saruko_in_cage | 2006-11-03 19:44 | 散文
血を吐くほどの
今日、故意ではなくて、偶然、おっさんが劇団の制作チーフの人からもらった手紙をみてしまった。
夢を追うっていうことは、屈辱に耐えて、血を吐くほどの思いをすることなんだなあ、と。
かなわないな。

自分がなんだか卑小におもえて、かなしかった。私は、もう密かに見守るしかないし、全然ジャッジする立場にないな。あたりまえだけど。
# by saruko_in_cage | 2006-07-07 00:23 | 散文
saruko facing reality head-on
最近、人と話していて“この人欠けているなー”と思うと妙に嬉しくなります。“欠けて”みえるのは、コンプレックスを隠したりするのが下手な感じのひと。
たぶん誰もが何かしか欠けているんだけど、私もそういうのをうまく覆い隠すのができないたちなので、コンプレックス、感情他ただもれな人に会うと「同士よ」と思って抱きしめたくなる。

夏用の喪服が干された縁側にのびやかに投げ出された腕よ
# by saruko_in_cage | 2006-05-14 15:23 | 散文
saruko outa control
最近、性同一性障害で、女性ホルモンを打っているという方の話を聞いたのです。
その人によると、女性ホルモンを摂っていると、方向感覚がなくなって道に迷いやすくなったり、仕事をしてても感情を表に出すことが多くなってしまったそうな!
その方自体は、とてもとてもとてもクレバーで素敵な人なのですが・・・・・・。その頭脳をもってしても、女性ホルモン由来の方向音痴にはかなわないそう。

やっぱりなー。っていうか、私が思い悩んでいる、“エモーショナルで頭のなかがぐちゃぐしゃでワンダー”っていう自分の特徴はかなりの部分で女性ホルモンに起因しているというわけです。(たぶん) というわけで、私がわけのわからない発言をしても、すべては女性ホルモンのせいなので、世の中のみなさまにおかれましては、気にしないでいただきたいです。
ピース!

人体にひざこぞうが生まれる瞬間を思って身震いしてるキッチン
# by saruko_in_cage | 2006-04-22 13:46 | 散文
What a coinsidence!(スペルあってる?)
今日は、風の強いいい日だったので、神楽坂をおさんぽ。
最近、おさんぽをしているときがいちばん幸せ。

路地裏では、チーズ作り教室でフランス人っぽい子供たちが跳ね回っていた。
(神楽坂ってなんか多いよね。フランス人。ボンジュール??)
あとは、緑色の壁のボロ家をみつけたり、ケーキを買ったり、猫をしつように追い掛け回したり。
なんてしあわせなの!!


たぶん世間様からみたら忙しい仕事ではないのだけれど、働くようになってから、あたまが”詩”になる時間が圧倒的にへったような気がする。時間はなくはないのだけれど、いざ“詩”をつくるときに、日常の瑣末なことにあたまが支配されすぎて、言葉にうまくならなくてあせる。“気持ち”のストック?みたいなものがうまく蓄積されていない感じがするのだ。
だから、こんな日はとても大事。

帰りの電車で、ユミに遭遇。
びっくり。
# by saruko_in_cage | 2006-03-19 22:53 | 散文
スティービー
最近、熱病にうかされたようにアフリカに関するガイドブックを読んでます。映画『ホテルルワンダ』を見たってこともあるんだろうけど、突然降ってわいたこのブームは不思議。アフリカのことって、あんまりしらなかったからガイドブックを読んでるだけで結構たのしいのです。
どの本も、あざやかな極彩色! あたまがおかしくなってしまいそうだ・・・・・。

今日は、朝から、電車にゆられて東中野にある映画館へ。昨日の新聞にレビューが載っていたドキュメンタリー映画『スティービー』をみにいった。この映画の監督が学生時代にボランティアで関わっていた少年についてのドキュメンタリーで、出会いから10年後、親に虐待されていた少年は少女への性犯罪を起こす。この少年の家は、本当に絵に描いたように劣悪なトレーラーハウスで、少年を虐待した母親は恐ろしく醜悪に映っていた。

speachless
speachless

そりゃ、性犯罪は最低だけど、この少年の置かれた状況で「お前は最低だ」と断罪することに、何の意味があるのか・・・・・。

すこしだけ欠けた前歯の断面ににたザンビアの月をみたいよ
# by saruko_in_cage | 2006-02-26 01:25 | 散文
レッツ・アイヌ♪
 本日は、アイヌ料理を食しに、中野にある「レラチセ」に行ってまいったよ。レラチセは昔は、早稲田の文学部前にあったのですが、こんなところに移転していたとは!
 オススメは、シャケ。シャケの燻製とか、シャケ鍋とかは絶品! 食べたことはないけど、エゾシカなども頼めます。
 平日の閉店前とはいえ、ちょっと店内は淋しい感じでしたが、アイヌとの邂逅に涙した夜でした。
カイコー!
 

http://www2.odn.ne.jp/rera/
# by saruko_in_cage | 2006-01-26 23:59 | グルメ?
It snows cats and dogs
雪だー!雪だ!雪だーー!!
と叫んでみても寂しい一人暮らし。
こんないっぱいの雪をみたのは、2年前のポートランド以来だわ。あの時は、大学が一週間も休みになって楽しかったな。Snowball fightingとかした。

今日は、おっさんと会う約束だったのだが、おっさんが劇団の主宰のお父さんが亡くなって横浜にいってしまったのでひとりだった。入院したときくらいから話を聞いていたので、面識がないながらも、ぼんやりといろいろ考えてしまった。ご冥福をお祈りします。

夕方には、池袋ビブロにいって、大口玲子さんの歌集を予約。ある知人にすすめられたのですが、

形容詞過去教えむとルーシーに「さびしかった」と二度言わせおり

とかよくないですか? 日本語教師をやっている人らしいです。

あと、寺山修司の句集「花粉航海」も購入。寺山の俳句はほとんど読んだことがなかったので新鮮です。

ラグビーの頬傷ほてる海見ては


十五歳抱かれて花粉吹き散らす



池袋は好きになれませんが、池袋の本屋さんは好きです。




# by saruko_in_cage | 2006-01-22 00:09 | 散文
他人の死について
生きていると、顔を知っている程度の知人が死ぬことが結構ある。
例えば、中・高の同級生の米山君は、一人暮らしをしていたアパートのベットのなかで変死していたらしい。
例えば、中学のときの山田牧師は、車にはねられて側溝に落ちたまま、奥さんに「迎えに来てくれ」と電話して、奥さんが着いた頃には亡くなっていたらしい。
そういう話を聞いたとき、その人の顔を思い出そうとするのだけど、うまく思い出せないことが多い。そして、米山君の顔は、サンボマスターの眼鏡の人に、山田牧師はポール牧として勝手に記憶したりするのだ。(たぶん、だいたいそんな顔だったと思う)

きっと自分も死んだときに、そんな風にあいまいな人として、忘れられていくのだろうなあと思う。それに対しては、あきらめているけど、なんだか寂しい。

先週の日曜日、野田秀樹の舞台をみにいった。人になにかを残せる人は、こういう人なんだと思って、自分が何かを書こうとしていることがおこがましく思えて、ふらふら渋谷を歩いたのです。


喪服にて膝をこすりあわせていれば汗ばむ脚がある 積乱雲



# by saruko_in_cage | 2005-12-25 02:46 | 散文
はだかなのは気のせいですよ
クリスマスなのに、ねむれなくて、こまる。
だから久しぶりに、意味不明のブログを書くのだ。
最近、自分のテンションとはうらはらに、人から「君は、基本的には幸せないひとなのね」とか「いつもたのしげでいいね」ということをよく言われる。
私は、まいにちいさく絶望しているのに、前よりもつとめて楽しげにしてる気がするのです。
絶望っていうのは、“もしかして、今って将来???”とかいう本当にささいな絶望なの。たぶん、恥ずかしながら、私は自意識が強すぎて、将来っていうものをすごくきらきらしたもののように思っていたのだ。
だから、きらきらにたどり着けないのが恐ろしいのだ。きらきらにたどり着きたいから、楽しげにして、いつでもいろんなものに飛びつけるようにしていたいのだ。

はだかなのは気のせいですよ 土煙にさわろうとする三毛猫をみる
# by saruko_in_cage | 2005-12-25 02:08 | 散文
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